(音声:北京語 /字幕:中文)
邦題:鬼が来た。原作は作家ヨウ・フォンイー(尤鳳偉)の小説『生存』。本商品は初版2000年の作品を2005年に再出版したもの。大物俳優ジャン・ウェン(姜文)の監督二作目の映画であり、2002年にはカンヌ映画祭でグランプリ(国際批評家賞)を受賞し日本でも有名になる。映画では、そのテーマが原作から大きく変更され、国民の無知さと戦争はするべきではないというところに視点をおいている。またわざとモノクロ映像を用いて、当時の臨場感を出している。監督ジャン・ウェンは主演も兼ね、日本人俳優の香川照之も重要な役を演じる。 【ストーリー】:時は日中戦争の末期、河北省の山海関近くに位置する掛甲台と言う辺ぴな村に住む馬大三(演:ジャン・ウェン)の家に、ある夜、謎の人物(演:リー・ハイビン)が大きな袋を二つ預ける。そして、「5日後に取りに来るからしっかり管理するように、もしうまくできなければ村民全員の命に関わる」と脅迫して去って行く。その二つの袋の中にはそれぞれ何と生きた人間が入っていたのだ。一人は捕虜になった日本軍兵士の花屋小三郎(演:香川照之)。そしてもう一人は通訳の童漢(演:ユエン・ティン)だった、、、 村民は恐怖に怯えながらも5日間、その二人の面倒を見る。しかし謎の人物はいっこうに現れない。ついに半年の月日が過ぎ、怯える村民たちも、ついに花屋小三郎(香川照之)たちを日本の兵営に護送することにするのだった… 英題 - Devils on the Doorstep - |