(DVD-9 リージョンALL /PAL方式 /3音声:Dolby2.0ch北京語,Dolby5.1ch北京語,DTS5.1ch北京語 /2字幕:中文簡体字,英語)
邦題:『胡同のひまわり』1970年代からの30年間、大きな時代の流れの中、北京胡同(フートン:北京の伝統的な民家、今ではなくなりつつある)に住むごく普通の家庭の変転浮沈や父と子の葛藤を通して、現代中国人と中国社会の変化を描いた感動の物語。監督チャン・ヤン(張揚)は、あえて明るいタイトル『向日葵(ヒマワリ)』と「向陽」(太陽に向かう)という主役名を選び、その思いを込めたという。中国の実力派俳優スン・ハイイン(孫海英)は、我が子に愛と思いをうまく表現できない暴君の様な父親でいて、しかしその実、時代の犠牲者だという役を見事に演じる。また母親役を『茉莉花開(ジャスミンの花咲く)』でチャン・ツィイー(章子怡)の母役も演じた国際俳優のジョエン・チャン(陳沖)が演じる。第53回のスペイン・サンセバスチャン国際映画祭で「最優秀監督賞」と「最優秀撮影賞」を受賞し、第30回のトロント国際映画祭でも招待作品に入選する。日本でも全国公開中。また、二枚目のDVD(リージョンALL /PAL方式 /音声:Dolby5.1ch標準中国語 /字幕:簡体中国語)は「主創人員訪談」、「拍摂現場」、「電影档案館」、「劇照集」、「海報館」らを特別収録した。 【ストーリー】:1970年代の初頭、文化大革命も終わりに近づき、9歳の向陽(演:チャン・ファン)と母(演:ジョエン・チャン)は、幹校で強制労働を終え北京に帰る父(演:スン・ハイイン)を迎える。6年ぶりの父との再会。しかし、母との二人暮らしに慣れていた向陽(チャン・ファン)は父と親しく接することができない。もともと絵描きだった父(スン・ハイイン)は、息子向陽(チャン・ファン)の才能を信じ、画家になるように厳しく躾けるのだった。しかし自由を奪われたと感じる向陽(チャン・ファン)は反発してばかり。 80年代の末、19歳になった向陽(演:ガオ・グー)は于紅(演:チャン・ユエ)と言う女の子と恋をする。息子が恋愛におぼれることを嫌った父(スン・ハイイン)は、彼女が妊娠していることを知るや息子に無断で中絶させてしまう。そして親子の関係は、、、 90年代の末、有名な画家になった32歳の向陽(演:ワン・ハイディ)は展覧会を前にその準備に追われる毎日だった。そんな向陽(ワン・ハイディ)に、暖かく見守る父、、、そして展覧会も終わり、一家団欒で食事を。しかし、ある晩突然、父(スン・ハイイン)は1本のテープを残して一人姿を消してしまう。30年間、向陽(ワン・ハイディ)が気付こうともしなかったその父の思いとは… 英題 - Sunflower - (参考)日本語オフィシャルサイト:胡同のひまわり(Sunflower) |