歴史映画ドラマ『範府大院』 DVD 全16枚組

中国の清時代末期から中華民国、中日戦争、中華人民共和国建国という変革の時代を生きたある大家族の盛衰を通して、正義と悪、奮闘と墜落、愛と裏切りなどを描いた。大陸の人気俳優スン・ホンレイ（孫紅雷）が、国を裏切った主役を演じ、９０年代香港で超人気を呼んだ女優チョン・マン（張敏）が主演女優に起用される。今作は彼女にとって８年ぶりのドラマ出演で話題を呼んだ。

【ストーリー】：范老爺（演：ハン・トンション）に育てられた郭彩三（演：スン・ホンレイ）は、恩返しをしたいという思いで精一杯努力し范家の使い走りから大総管にまでなる。しかし階級差別で、公平な扱いを受けることはなかった。

一方、范家の長女である念人（演：チョン・マン）は、高い教育を受け、進んだ観念思想を持っており、家族にもなじまない存在だった。そんな彼女に郭彩三（スン・ホンレイ）はひそかに思いを寄せていた。彼女（チョン・マン）も彼に好感を持っているが、范老爺（ハン・トンション）に猛反対され、二人の間は進展することなく念人（チョン・マン）は家を出て共産党に参加することになる。

その後日中戦争が始まり、国内は混乱状態に落ち入り平和な生活は失われていく。范家も例外ではなかった。范家を支えるために、郭彩三（スン・ホンレイ）は仕方なく日本人の手伝いをしなければならない。しかし裏で彼は念人（チョン・マン）を含めた地下組織を助ける…

日本が本格的な中国侵攻をはじめ、各方面からの圧力が郭彩三（スン・ホンレイ）に、、、ずっと郭彩三（スン・ホンレイ）に片思いをしていた下女 玲子（演：ミャオ・プー）は范家を守るため、警察局長の趙（演：フェン・ユエンジョン）に身を許し、また范家の次女であった念春（演：イエン・ダンチェン）は日本人に殺され、次第に範家も衰えていくのだった…