(音声:北京語 /字幕:中文簡体字)
邦題:『争覇(そうは) 越王に仕えた男』。中国の春秋時代、呉国と越国の間の戦争をテーマにした歴史ドラマ。同テーマの作品が多い中、このドラマはあの有名な越王ではなくその家臣の「範蠡」大臣に光を当て、彼の聡明な戦略ぶりや中国四大美人の一人と言われる「西施」との恋愛、そして越王との友情など、新しい切り口で描く。その「範蠡」役には、日本でも有名なアイドル男優チェン・クン(陳坤)が抜擢され、また「西施」役にはソニア・クォック(郭羨[女尼])が起用される。 【ストーリー】:春秋の末期、呉王の夫差(演:ジョー・マ)は父の敵を取るため、越国に攻め入る。これに対し、それまで勝利を収めて来た越王の勾践(演:ダミアン・ラウ)は、範蠡(演:チェン・クン)大臣や文種(演:チャン・コッポン)大臣らの反対を押し切り、軽く迎え撃つつもりで自らも出兵する。しかし、越王(ダミアン・ラウ)とその軍五千人は呉軍に包囲されてしまう。止む無く越王(ダミアン・ラウ)は範蠡(チェン・クン)のアドバイスを聞き入れ、文種(チャン・コッポン)大臣を国に残し、範蠡(チェン・クン)と共に呉国に投降する。 その後、彼らは呉王(ジョー・マ)の奴隷となり、侮辱を受けながらも復讐の機会をうかがう。一方、その危険を察知していた呉国の伍子胥(演:ファン・ジーチー)大臣は幾度となく越国消滅を呉王(ジョー・マ)に進言する。しかし、ただ越王(ダミアン・ラウ)らを侮辱することに満足していた呉王(ジョー・マ)は聞きいれず、さらに範蠡(チェン・クン)の婚約者の西施(演:ソニア・クォック)をも自分のもににしようとするのだった。 それを知った西施(ソニア・クォック)は、心から愛する範蠡(チェン・クン)と祖国のため、自らの犠牲を決意し呉王の貴妃になるのだった。そして、ついに越国の復讐が始まる… |