(2音声:北京語,広東語 /字幕:中文簡体字)
邦題:『SPL 狼よ静かに死ね』。原題「殺破狼」の由来は、「紫微斗数」の14個の主星の中の三大星で、それぞれ滅亡、闘争、貪欲を象徴する「七殺星」「破軍星」「貪狼星」から各一文字を取ったもの。この三つの星は、世界を作り出すこともできれば、世界を滅亡させることもできると言われる。『大城小事』を監督したウィルソン・イップ(葉偉信)監督の作品で、アンドリュー・ラウ(劉偉強)の『無間道』シリーズ以来の香港最強のアクション映画だと言われる。あまりに過激な暴力シーンのため、中国大陸では上映することが許されていないほど。本作品はカナダの第30回トロント国際映画祭の「Midnight Madness」でも上映された。本作品で香港のアクション男優ドニーイェン(甄子丹)は、主演だけでなくアクション監督も担当。他に香港のサモ・ハン・キンポー(洪金寶)、影帝サイモン・ヤム(任達華)や大陸のアクション男優ウー・ジン(呉京)ら豪華キャストが共演している。 【ストーリー】:部下と共にいくつもの功績を残してきた刑事の陳国忠(演:サイモン・ヤム)は、マフィアグループの首領である宝爺(演:サモ・ハン・キンポー)をなんとか拘留するが、その証人を車で護送する途中に襲われ、結局、宝爺(演:サモ・ハン・キンポー)は無罪釈放となってしまう。そして刑事の陳国忠(演:サイモン・ヤム)は、その襲撃を受けた際に運び込まれた病院の検査で治る見込みの薄い脳癌だと告げられてしまうのだった。もう時間がないと悟った彼は、何とか犯罪証拠を手に入れるために宝爺(サモ・ハン・キンポー)のそばに部下一人をスパイに置く。 そして早期退職の日を間近に迎えた三年後、潜入捜査が進む中、その部下も殺されてしまうのだった。部下を兄弟のように大切にしていた陳国忠(サイモン・ヤム)は手段を選ばず宝爺(サモ・ハン・キンポー)に復讐すると心に誓う一方、彼の後継者になる刑事馬軍(ドニーイェン)は何とか合法的なやり方をさせようとする。しかし、その部下の殺害現場を偶然に撮影したビデオマニアのテープをきっかけに事態は急展開し、マフィアのドン宝爺(サモ・ハン・キンポー)と刑事たちの熾烈な戦いが始まるのだった… 英題 - SPL -英語オフィシャルサイト:殺破狼(SPL 狼よ静かに死ね) |