(音声:北京語) 今大陸でもっともホットな第六世代監督の一人、賈樟柯(ジャー・ジャンクー)にとって5作目になる新作。日本の北野武監督が過去の2作品、『站台(プラットホーム)』(2000年)と『任逍遥(青の稲妻)』に出資していたことで話題の監督だが、なんと彼の作品で始めて中国国内で公開された映画ということで一気に注目を浴びている。外国への強い憧れを持つ若者たちの厳しい現実の中での日常生活と恋愛を描いた作品。テーマ曲は主演の趙涛(チャオ・タオ)が歌う。
【内容】:北京にある「世界公園」でインド舞踊を踊る娘。彼女は趙小桃(演:チャオ・タオ)という名の田舎から出た娘。そして同じ田舎出身の成太生(演:チェン・タイシェン)は、彼女(チャオ・タオ)を追いかけ、「世界公園」で警備員になる。
彼女(チャオ・タオ)は成太生(チェン・タイシェン)と付き合いながらも、今ひとつ踏み切れないまま、もやもやとした毎日を送っていた時、彼女の元彼がモンゴルへ行くと言って、彼女に分かれを言いに来る。なんとなく未練を感じる彼女に嫉妬する彼(チェン・タイシェンは、ある自営の女性と仲良くなり、浮気をするのだが…
英題 - The World - |