(音声:北京語 /字幕:中文簡体字)
邦題:『見知らぬ女からの手紙』。大陸の人気女優兼監督の徐静蕾(シュー・ジンレイ)が2000万元をかけた第2回監督兼主演作品。第52回サン・セバスチャン映画祭で最優秀監督賞を受賞してアジアで話題になった。原作はオーストリア生まれの作家のStefan Zweig(ステファン・ツヴァイク)が書いた同名小説。時代が移り変わっても一人の男性を愛し続けた女の一生を描いた。主演男優は大陸のスーパースター姜文(ジャン・ウェン)、他にアイドル男優の黄覚(ホアン・ジュエ)が共演。音楽は久保田修が担当。 【内容】:1948年の冬、ある作家(演:ジャン・ウェン)は、41歳の誕生日にある見知らぬ女から死ぬ直前に書いた手紙を受け取る。その分厚い手紙には彼女の一生の愛がつづられていた。 18年前の北京、ある貧しい母子家庭で育った少女(シュー・ジンレイ)は、近所に引っ越して来た派手な社交生活をしている作家に恋心を抱いていた。しかし、作家は全く気にも留めず別の女を家に連れこんでいた。その後、生活のため彼女は母と遠くへ引越ししてしまうが、彼との再会を果たすため、北京の女子大に合格し、北京へ戻って来る。 そして、ようやく彼との恋愛関係を持ち始める。ところが出張で出かけた彼は、様子が一変してしまう。その後、彼女は彼の子供を妊娠したことに気づくのだが、一人で育てると決心し北京を離れる。8年後、息子に良い生活をさせるために高級娼婦となった彼女は、相変わらず派手に遊んでいる彼と再会するのだった… 英題 - Letter from an Unknown Woman - |