(音声:北京語 /字幕:中文簡体字)
過去16年間で500回近く上映されてきた現代劇『天下第一楼』を改作し、映画製作会社の北京紫禁城が1500万元の資本を投じて大型テレビドラマとして完成させたもの。中央電視台(CCTV)のゴールデンタイムに放送された。巍子(ウェイ・ツー)、王姫(ワン・ジー)、濮存昕(プー・ツンシン)、陳宝国(チェン・バオグオ)らの演技派俳優を起用。当時の女性差別を反映して、男装した料理長を演じた王姫(ワン・ジー)の演技も見所。 【内容】:時は1917年の夏、中国は北京の町で、二つの大きな料理店「適意居」と「福聚徳」の競争は日に日に激しさを増していた。料理店「適意居」は以前より皇室への料理を出していたのだが、貪欲な店主の瑞沢に皇帝の料理長の劉金錠(演:ワン・ジー)が嫌気をさし、もう一方の料理店「福聚徳」にその料理を任せることにする。それに腹を立てた店主の瑞沢は、「福聚徳」の料理に毒を混ぜて報復しようとするのだが、悪事は暴かれ殺されてしまう。結局、「適意居」はその息子の瑞英(演:張嘉訳)が後を継ぐことになる。一方の料理店「福聚徳」は店主の唐聚徳がゼロから作った店で、次第に発展したものの息子二人はまともに働かず、仕方なく「福聚徳」から飛び出して来た盧孟実(演:ウェイ・ツー)に後を託した。そんな時、ある事情から皇室を出ることになった料理長の劉金錠(ワン・ジー)は、その「福聚徳」で働くことになる。彼女は女である身分を隠しながらも、盧孟実(ウェイ・ツー)をどんどん好きになってしまう。しかし、そんなことを知らない盧孟実(ウェイ・ツー)は、堂子菜という料理で有名になった小料理店の女主人 玉雛兒(演:周莉)に好感を持ちはじめ、また、「適意居」の跡継ぎ息子の瑞英(演:張嘉訳)も彼女に一目ぼれしてしまうのだった…ドラマは二軒の料理店の二代目を中心に、商売と恋愛…その競争を描く。 |